2004年7月21日に4年半振りのニューアルバム「THE SUN」をリリース後、10月から約4ヶ月間に渡って行われたTHE SUN TOUR 2004-2005と、鮮やかな快進撃を我々に見せてくれた佐野元春。 そんな佐野元春の新作、3トラックEP「星の下 路の上」が12月7日にリリースされた。 今作の聴きどころは何と言ってもサウンド面だ。 そんな彼らの想いを受け止めたかの如く佐野元春は、世代を超えたシンプルかつ胸躍るようなRock'n Rollを聴かせてくれている。 デビュー25周年を迎え、iTMSでの作品リリースや、12月21日は80年代8タイトル紙ジャケ&リマスターがリリース等、様々な形ファンを喜ばせてくれた今年。 どうやら佐野元春は既に新たなステージに向かって走り出したようだ。 ■こちらも注目! 佐野元春 プロフィール
1956年東京生まれ。1980年「アンジェリーナ」でレコード・デビュー。邦楽の価値観を一変させた伝説的アーティスト。 アーティストWEB |
――佐野元春 メールインタビュー―― ――今年は「THE SUN TOUR 2004-2005」に始まり、mellowheadとのコラボレーション、ライブDVDリリースなど、アクティブな活動を見せてくれた佐野さんですが、 佐野さんにとって2005年はどんな一年でしたか?世代を超えたミュージシャンたちとコラボレーションした充実の一年でした。 ――今回の3トラックス・アルバム「星の下 路の上」では ワイルドで胸踊るロック・チューンを聴かせてくれていますが、佐野さんにとってはこのアルバムはどんな作品に仕上がったと思いますか? ハートランドでもHKBでもないバンドサウンドに仕上がったと思います。 ――今作のために集まった深沼元昭さん(Gt.プレイグス)、高桑圭さん(Ba. Great 3)、小松茂さん(Dr. ノーナ・リーヴス)、 そしてアドバイザーに片寄明人さんがアドバイザーとして参加していますが、お馴染みのホーボー・キング・バンドとは違ったメンバーとのセッションはどんなものになりましたか? ミュージシャンとしてもソングライターとしてもポテンシャルが高い彼らですのでとても可能性を感じました。 ――今回のレコーディングで印象深いエピソードがあったら教えて下さい。 片寄君がいいポジションで貢献してくれました。 ――アルバム「星の下 路の上」で一番、表現したかったテーマはどんなことですか? このバンドならではのグルーブ、雰囲気を作ること。 ――今回は「星の下 路の上」と同時にiTunes Music Storeで先行販売された「THE SUN STUDIO EDITION」とライブアルバム「THE SUN LIVE AT NHK HALL」がリリースされますが、それぞれ どんな意味合いを持った作品になっていますか? 「THE SUN」アルバムをファンのみなさんにもっと深く楽しんでいただくための2枚。 ――客観的に見て佐野元春という人はどんな人物だと思いますか? 森に住む人 ――佐野さんにとって一番、大切なものは何ですか? 空気、水 ――今後、新たに挑戦してみたいことはありますか? チャートNO.1 ――1月から新たな全国ツアーが予定されていますが、どんなコンサートツアーになりそうですか? デビュー25年、HKB結成10年という節目。ファンのみなさんにこれまでの支援を感謝するコンサートツアーになります。 ――最後に皆さんに向けてメッセージをお願いします。 星の下 路の上。 佐野元春
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(Text by Takahashi)